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大規模修繕のリノベデザインパッケージで外壁売上1800万円を達成した事例|愛媛県 アート不動産 様

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大規模修繕のリノベデザインパッケージで外壁売上1800万円を達成した事例|愛媛県 アート不動産 様

賃貸管理会社の営業において、オーナー様に大規模修繕の提案を行うことはとても難しいです。

今後、生き残るために賃貸管理会社が必要になってくる大規模修繕の提案。‥

オーナー様、賃貸管理会社の双方にメリットある大規模修繕の提案とは何でしょうか。

今回は、マンションの大規模修繕の重要性と、物件の外観において上手にデザインを取り入れて成功されている、プラスル加盟店アート不動産様の事例を紹介させていただきます。


<目次>
マンションの大規模修繕の重要性
マンションの価値を上げる方法
 物件外観にデザイン+人気設備をプラス
 魅力的な写真で物件力アップ
株式会社アート不動産(愛媛県)
 既存のデザインやツールで誰でも提案
 物件の外観も重要
物件の室内と外観をリノベーションした後は‥
まとめ


マンションの大規模修繕の重要性

お部屋の外の話をさせていただきます。

国土交通省から出されるマンション再生手法に関するマニュアルによれば建物を改修(昔の状態に戻す)だけでは、どんどん求められる一般住宅の性能との開きが大きくなり、不人気物件となってしまいます。

そのため、年々高くなっていく一般住宅性能に合わせて、改修ではなく改良(価値をプラスすること)をすることで、築年数は経っていても、ニーズにあった物件を顧客に提供することが可能となります。

黄色の矢印は改良を表していますが、年数が古くなればなるほど、改良の黄色い部分が伸びています。

この改良に物件価値をプラスする方法がありますので、詳しく見ていきましょう。


マンションの価値を上げる方法

物件外観にデザインをプラス

物件の価値を上げるならまず、外壁にデザインをプラスしましょう。

新築から時間が経てば、外壁も劣化します。

劣化した外壁のままでは古臭い印象を与えてしまいます。

そこで、定期的な塗装の際にデザインを取り入れて物件価値を高めていきます。


クラスコが一年前に誕生させた外壁リノベーションの専門ブランド、プラスルは外部の美化とエントランスの向上、反響数を増し、入居率を維持する手助けとなります。

さらに、洗練された物件は会社の評価を高め、入居者とオーナーから選ばれる存在へと昇華します。

外観リニューアルは、未来を切り拓く鍵となるでしょう。

参考:プラスル


魅力的な写真で物件力アップ

ポータルサイトに掲載する物件写真も、加工をしています。

携帯で物件を探すとき、まず最初に物件の外観写真がずらずらと並びます。

クリックされるかされないか、そこで反響に繋がるか繋がらないか決まってしまいます。

夕暮れレタッチとライティング加工を組み合わせると印象が変わり、反響率も増えます。


今後の管理会社のブランディングにおいて、物件の外側を良くするというのは、管理会社も一緒に評価されていく時代が来るのではないかと思っております。


株式会社アート不動産(愛媛県)

株式会社アート不動産:https://www.7300.co.jp/

【課題】

①施行費が高額で提案受注できない。

→提案の心理的ハードルが高く、金額面でも断られてしまう。

②物件案内時に成約を逃すことが続いた。

→「お部屋は綺麗だけど、外観が‥」

「お友達を呼ぶのは恥ずかしい」という理由


既存のデザインやツールで誰でも提案

アート不動産様は、プラスルにご加盟いただきまして、既存のデザインやツールで誰でも提案ができるような体制を作りました。

その結果、社員の皆様の意識にも変化が現れました。

提案のバリエーションが増えたことで、自分から積極的に提案するようになったのです。

また、オーナー様も、目を惹くデザインや改良提案によって、価格以外のメリットを感じるようになり、外壁や共用部への関心度が高まりました。

既存のデザインや提案ツールがあることで、大規模修繕提案へのハードルが低くなったのです。


物件の外観も重要

もう1点、アート不動産様は、過去に金額面で断られていたオーナー様に対して、まずは室内リノベーションを行い満室へ導き、プラスで外壁の提案を行いました。

提案のバリエーションが増えたことで、オーナー様へ積極的に提案することができます。


その結果、元々断られていた1,837万円の売上を新たに創出することができました。

2022年は0件だった外壁・共用部修繕も、2023年は3件増加しました。


物件の室内と外観をリノベーションした後は‥

お部屋の中と外観が綺麗に生まれ変わると、次は何をすれば良いでしょうか。

上記の写真は、自社で買い取りを行った物件です。

まず、エントランスの改修・物件名の変更。ロゴの変更を行いました。

リノベーションを行い、物件写真も撮り直しました。

ノダルビューを使い撮影すると、窓の外まで綺麗に撮影することができます。

普通のカメラと比べても違いは一目瞭然です。

そして、フォトステージングを行います。

フォトステージングを行うと家賃がグッと上がります。

このように、リノベーションを行いながら物件再生を行います。

利回り8.6%で購入しましたが、まだ全体の30%しか改修を行なっていないにも関わらず10.6%に上がっています。


参考:ノダルビュー


まとめ

外壁塗装には、見た目を美しくする以外にも、様々な利点があります。

これには、家を涼しく保つ夏や、冬には温かく保つ断熱効果、外からの騒音を減少させる防音効果が含まれます。

断熱塗料を使用すれば、年中を通して快適な室内環境を維持することが可能です。外部の音を遮ることで、より静かな住環境を享受できます。

また、外壁塗装は、不動産の市場価値を向上させる役割も果たします。

これは、将来的に家を売却したり、賃貸に出したりする際に、有利な状況を作り出します。

さらに、定期的な外壁塗装により、大きな修理が必要になるのを防ぎ、長期的にコストを削減することができます。

外壁が劣化してしまうと、結果として大がかりな修繕が必要になり、それには多額の費用が発生します。

早期に小さなひび割れなどを修理することで、より大きな損傷を防ぎ、修繕にかかる費用を大きく減らすことができます。

せっかく修繕を行うのであれば、外壁にもデザインを取り入れて物件の魅力を一層引き立ててはいかがでしょうか。


本記事は以下の動画を参考に作成しています。

こちらも是非ご視聴ください↓


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