賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
【リノベーションブランドRenotta加盟初年度で167件施行】
神奈川県平塚市を中心に県内で約20,000件を管理している、株式会社ジェイエーアメニティーハウス様。
2016年に、リノベーションブランドであるRenottaに加盟し、なんと加盟初年度で167件の施行を行いました。
件数目標を達成するために行った3つの施策を共有いたします!
株式会社ジェイニーアメニティーハウス様の管理している、賃貸管理物件の9割以上がサブリースでした。
よって、築年数が経つことによる家賃の下落や入居率の低下は死活問題となります。
家賃は極力下げたくありませんが、入居率も高くしたいという問題で悩んでいました。
一方で、オーナーは家賃の保証がされているので、たとえ入居率が悪くてもリフォームやリノベーションの再投資には消極的なのです。
とは言っても、築年数が20年を超える賃貸物件の増加に伴い、賃料と入居率の維持が徐々に厳しくなりました。
そこで、家賃を上げる(家賃を下げない)ご提案を考えたのです。
設備を新しくしたり、床をキレイにしたりという、一般的なリフォームは賃貸物件に多くあります。
しかし、家賃を上げる(下げない)ためには、「ここに入居したい」気持ちにさせなければいけません。
そこで、デザインを取り入れたリノベーションを得意とするRenottaを活用しました。
Renottaに関する関連記事はこちら
https://retech-network.com/posts/detail/157
2016年10月 リノッタ加盟
同年11月 導入研修実施
同年12月 年間の受注目標を設定
施策①リノベーションブランドRenotta推進を全部署共通認識へ
社長をはじめ役員からの講和や、Renotta研修(不動産投資理論)、リノッタトレーニング参加、社内勉強会を開催し、Renottaの認知に務めました。
社内での勉強会では、平均年齢36歳、最年少26歳という若手からベテランまで幅広く集めることができ、よりRenotta推進を共通認識にできたのではないかと思います。
また、管理パンフレットやプレスリリース、HPにも掲載して、目で見ても分かりやすく、繰り返し見ることのできるように認知を浸透させました。
施策②成果を上げられる組織づくり
入居者が退去後は原状回復が必要になります。
しかし、リノベーションをせずに原状回復のみでは退去の度に賃料の見直しが必要です。
ただの原状回復ではなくリノベーションをすることで、新たなデザインの取り入れやプロモーションを行い、賃料を上げるご提案を行いました。
退去室数の予測→年間受注目標を設定→目標について営業とのすり合わせ面談を実施し、 受注件数が人事考課に反映される仕組みを作り見える化にしました。
施策③事業の定着と継続的発展
1.年3回以上、上長との面談を設定(年度始め・半期・年度終わり)
2.進捗確認・課題抽出・営業手法改善のPDCA
3.各営業所から出てきた対策を共有し横展開
面談実施では、業務の進んでいない部署はその原因を洗い出し、改善のための手法を作り、それを各営業所の責任者が会議で共有します。
リノッタを象徴する数々のライフスタイルを表現した、コンセプト型フルリノベーションのLIFEでは27室、コンセプトを加えたカラークロスを壁や天井に入れたローコストリノベーションのcolorsでは140室のリノベーションに成功しました。
また工事期間中は必ず室内のCGを作成し、インターネットに掲載したところ、工事期間にもかかわらず成約率が31.5%。
リノベーションブランドRenotta加盟前の入居率は96.1%でしたが、0.7%アップの96.8%に上がり約20,000室の賃貸物件を管理している中、高い入居率を維持できています。
全体のうち134室はリノベーションで改善後に家賃を上げることができました。
成功のポイント
・精神論だけではなく必要性を理解し、本気で取り組む。
・ルールや仕組みで「やる」状況を作るなどの推進した環境づくり。
賃貸物件の需要も、求められていることも、時代とともに変化してきています!
サブリース物件のリノベーションはオーナーを説得させるのは難しいですが、確実に入居率を上げたいのであれば、しっかり施策を考え提案することは効果的ですね。
こちらの動画も合わせてご覧ください▼
Renotta(リノッタ)の全てが分かる1冊!
一戸一絵のリノベーションブランドRenotta無料ガイドブックプレゼント中!
Renotta(リノッタ)加盟店成功事例!
無料でもらえる!Renotta(リノッタ)加盟店のリノベーション成功事例集プレゼント!