賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
ユーザーに響く企画のつくり方がわかるマーケティングのトークセッションを開催しました。
ゲストは大分県のビルダーで「LIFELABEL」「RE住む」などフランチャイズ事業を展開する、ベツダイの取締役COO/CMO・林 哲平氏です。
他ブランドとの積極的なコラボで業界内外からそのマーケティングセンスが注目されています。
今回はアイデアの出し方について、クラスコ代表・小村典弘とトークセッション行った内容を共有致します。
Q,さまざまな事業が生まれる元になるアイデアの出し方や事業を始めるヒントなどはどこから?
Q,アイデアは他の会社や事業モデルからヒントを得たり、自分の追い求めた先に閃くということ?
Q,この事業はこういう過程で出来ましたという流れを教えてください。
Q,VC(ボランタリーチェーン)を求めていった先に今の事業の形になったのですか?
Q,LIFE LABELというブランドが出来たきっかけは何でしょうか。
Q,アイデアの出し方について林さんはTwitterで書き留めるということでしたが、小村社長は思いついたアイデアなどはどうしていますか。
ベツダイ取締役 林氏
ほとんどの成功事業の事例は、成功した後の逆算でしかないと思っています。
初めから成功ロジックを狙って、0から1、1から2と行っている事業はほとんどないと思っています。
その中で、成功された方が、なぜ成功したのかということを一度紐解いて、どうやって成功したのか後追いしたことなんだろうなと思うので、僕が事業を成功したいがために、こういう事をやりたいと発想していくことは、ほとんどないです。
僕の精神自体が常に前のめりで、どんな小さな事でも最後の最後にその事業が展開されていく寸前まで、これでいいのかという精神のもと、これでいいのかを繰り返していくうちに、コミュニケーションの延長で生まれてくる派生の仕方があるんですよ、事業に。
難しいですよね。
やっぱりアイデアの出し方とか事業戦略の派生の仕方というのは、狙っていくというやり方はもちろんあるんですけど、その殆どは、がむしゃらに仕事をしていく中でアイデアとか考えは変わるんですよ。
そうやって段々と事業って、懐が深くなっていったり、多方面に多角的に展開していくことがあるのは事実です。
ベツダイ取締役 林氏
そうですね。出会った方や出会ったものから閃くというか、気付くことがあります。
今までのことが無かったことにはならないですが、「あ、じゃあこっちへ行こう」と一手、二手と変わっていくことはよくあります。
ベツダイ取締役 林氏
LIFE LABEL(ライフレーベル)という新築のフランチャイズ展開を主としてやっているんですが、僕が7年前にそもそもLIFE LABELに向かっていたかというと、そうではありません。
いろんな過程がある中で、その一手、二手先が変わってきて、規模帯も変わってきて、事情も変わってきて、使える予算も変わってくる中、やっぱりどんどん事業が変わってきてLIFE LABELが出来上がっているのは、7年前の自分からすると本当に奇跡です。
加盟店のみなさまも、初期の方は僕と深く関わっている分、知っている方も多いのでぶっちゃけた話をしますけど、ボランタリーチェーンには加盟金というものが存在していて、加盟金には自分たちが使ったイニシャルコストというものがあるんですよ。
そのイニシャルコストがある程度ターンできたら、この事業はもういいかなって言っていたんですよ、当初は。
5社でだいたい各300万円ですから1,500万円くらいのイニシャルコストを回収出来たら一旦よしとしようと考えていました。
ゼロキューブという商品なんですけど、ボランタリーチェーンを始めたきっかけとして、集中購買がその時の一番の主にあったんですよ。
集中購買というのは、たくさん物を買ってコストダウンさせようということなんです。
株式会社ベツダイが大分県で今150棟ほどなんですが、当時はまだ40〜50棟しか手掛けていなかったので、集中購買でその1棟1棟のコストが下がればいいねということなんです。
そうすると、新築だと利益が大きいの1棟50万とかという利益が増えてくるんです。
例えば、50棟の利益がすべて50万だと年間2,500万円の利益が今よりバッファとしてとれるよね(ゆとりが生まれる)、という安直な狙いが始めはありました。
思想が高かったわけでも、広かったわけでもなくて、やっぱりベツダイ自身がまず地域戦略で勝つためにアイデアとして生み出したVC(ボランタリーチェーン)という方法でした。
ベツダイ取締役 林氏
色んな人と出会って、いろんな成功の展開を経た上で、LIFE LABELというブランドの終着点がまず見えて、ブランドの行き着く先というものが2年くらい前から少しずつ見え始めて将来的には、住宅業界のビームス(アパレルブランドビームス)さんを目指そうと思っています。
ベツダイ取締役 林氏
アイデアの出し方というところで言うと、誰にもフォローされていないTwitterのアカウントをもってまして。
ここに、自分の日々ふっと気づく瞬間の事業ロジックとか、今やろうとしているプロダクトのヒントみたいなものを常に書き留めています。
ずっと書き留めているのですが、2017年にコンテンツをブランディング向こうにコーポレートブランディングがあるということをツイートしているんですね。
ゼロキューブという商品をまずは一番売りやすい商品にしなければいけないというミッションがあったので、それをやっていく上で僕は前職が広告代理店だったので、広告代理店の役割として、企業のコーポレートブランディングをしていくという一番正しいルールの中で、ベツダイをどうブランディングしていけばいいのかというのと、商品ブランディングの向こうに初めて企業ブランディングがあるということに気づいたタイミングがあったと思うんです。
そういうので書き留めたんだと思います。
「すなわちコーポレートブランディングには、デザインや暗視の担保という位置づけにすぎない。」と、立て続けに書いていますね。
思いついたらどんどん書いています。
このTwitterは誰にもフォローされていないので、好き勝手に書いています。
クラスコ 小村社長
私は、天才でもなんでもないので、情報の中の組み合わせだと思うんです。
新聞を読んだり、読書はすごくします。
毎日、本は沢山読みますし、その情報の中のいいなと思うことは、全部1冊のノートに書き留めます。
こだわりは、筆ペンで書いて、全部1冊にまとめることです。
その中でも、絶対忘れたくないことなどは、小さい一軍のノートに書き写して持ち歩き、暇があると常に見ています。
クラスコ 小村社長
本が多いですね。
知りたいことがあると、関連する本をすべて買います。
ブランディングについて学びたいと思ったら、一旦全部買います。
何百冊と買ってしまうのですが、本があると読みたくなるので速読ですぐ読んでしまいます。
自分の知らないことが多く載っている本があまり無くなっいるので、バーっと流して読むのですが最近は全てipadで管理しているので、ipadには3千冊とほど入っています。
ベツダイ取締役 林氏
僕はずっとエンターテイメントに憧れて、自分も実際居ましたし、中学高校大学と映画と漫画に激ハマりしまして、映画と漫画からとんでもない量の情報を得ました。
僕の知識は殆ど映画と漫画からの知識ですね。
自分が目指している業種だったりは、必ずエンターテイメントの中に存在するじゃないですか。
例えば、広告代理店が夢ならば、広告代理店のドラマや映画を観るとか、すごくヒントになることが多くて、そういう意味では目から入る情報を大切にはしています。
同じキーワードを得てもそのままだと、なかなか具現化出来ていないですが、自分の思っているこういうところにコレをはめるってなったときに、生きてくる言葉とか例え方があったりすると思うんで、そういう人にとっては、ものすごく有益な情報なんですよね。
日々の暮らしからアイデアの元になるものは仕入れることが出来ますね。
日頃からいろんなことに、興味を持ちメモにし見返すことは、お二人に共通するところでした。
今回のトークセッションの全容はこちらから視聴いただけます▼
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